大阪のエクステリア・造園・ガーデン・外構・お庭のことなら「大阪エクステリア.jp」へ

Produced by 株式会社樽井造園

HOME > コラム「エクステリアのキホン」 > 施工カテゴリー > ガーデン > 東・西・南・北 どの方角に【庭木】を植える??

東・西・南・北 どの方角に【庭木】を植える??

庭木の種類によって、好みの方角があるのはご存じですか?家のどの方角に植えるか決まっているならその方角に合った品種を選びましょう!風水は関係ありませんが詳しくご紹介します!

植える方角を間違えると枯れる??

ご存じですか?庭木にも好みの場所があります。 せっかくガーデニングを楽しむために、お気に入りの庭木を植えたのに 植えた場所によって元気がなくなったり枯れてしまうのは残念ですよね。
一般的によく聞くような庭木でも、日向を好む品種や半日陰を好む品種、 強い夏の西日にも耐えられる品種、強い日差しで葉焼けしてしまって枯れてしまう品種 庭木への負担が、植える方角ひとつで変わるならその特性を知って植えてあげるのが最適です。
そうは言っても、植栽スペースが決まっていて、その向きに合った好みの品種があるかどうかは別ですよね。ただ、庭木を迎えるなら末永く元気に育ってほしいと思いますので、ぜひ自分の家の植栽スペースの方角をイメージしながら見てみてください。

 

『東側』に適している庭木とは?

東側は午前中に日が当たりやすく、午後には家の陰に入り、日が全く当たらないことも。
強い日差しに弱く、数時間の日光でも十分育つ品種を選びましょう。

画像はジューンベリー

 

『東側』に植えたい木は人気の木が多い!?

このラインナップを見てみると庭木としてよく名前の挙がる品種が多い気がします。

 

【落葉樹】

ハナミズキ

 (ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 落葉高木)

 4下旬頃から5月頃に芽吹くのと同時期に花が咲き始め、品種によって色は白やピンク・赤などがあります。色鮮やかに咲いているものは、実は花ではなく「総苞(そうほう)」と呼ばれる花を下から支えている部分で、花は中心にある黄緑色の部分となります。秋には色鮮やかな小さな赤い実をつけ、葉は美しく赤く紅葉します。その後、落葉して枝のまま冬を越します。生長スピードがやや遅めで、樹形が整いやすいのでメンテナンスのしやすい庭木です。また一年を通してさまざまな表情を楽しめるので人気があります。

 

落葉ヤマボウシ

 (ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 落葉高木)

 春が過ぎて葉が出そろった6月~7月頃に、白やピンク色の花を咲かせます。 開花後の7月頃から小さなグリーンの球体をした実がつきます。秋になると赤く熟します。赤く熟した実は硬い果皮に包まれているのでこの部分を剥いて、中の果肉をジャムや果実酒にして楽しめます。実は酸味が少なく、甘いのが特徴です。同時期に葉も赤く色づき、紅葉します。綺麗に紅葉させるには日照と寒暖の差が必要なので、紅葉を楽しみたいなら日当たりの良い場所に植えるのがポイントです。

 

ジューンベリー

 (バラ科ザイフリボク属 落葉低木・高木)

 名前の通り、6月に実がなるジューンベリーは、樹形や葉の形も美しく人気があります。実は生のままでも食べられるのですが、実が赤い状態だとまだ酸味が強く、黒紫色に熟してくると酸味がほぼなくなり、自然な甘みが感じられます。紅葉した葉の色も美しく、一年を通して楽しめる庭木です。

 

カエデ(モミジ)

 (ムクロジ科カエデ属 落葉高木)

 「カエデ」と「モミジ」は実は同じムクロジ科カエデ属!葉の切り込みの深さで、浅い方が「カエデ」、深い方が「モミジ」と呼ばれています。「イロハモミジ」はよく聞く品種ではないでしょうか。和風の家にはもちろん、モダン建築やヨーロピアンな雰囲気の邸宅にもよく合います。

 

アオダモ

 (モクセイ科トネリコ属 落葉中高木) 

 樹形・幹肌共に美しく、3~5mの株立ちで大きいものは10m以上に成長することもあるので、シンボルツリーとしても、近年かなり人気の品種です。4~5月に白い花を咲かせ、夏が終わると紅葉し、その後、落葉。成長もゆっくりなので、樹形や樹高を保ちやすいのも特徴。

 

シロモジ

 (クスノキ科 落葉低木)

 成長速度は比較的ゆっくりの為、樹形や樹高は維持しやすい品種です。シロモジのほかにクロモジやアオモジなど同属に仲間がいますが、葉が分かれているのがシロモジ・分かれていないのがクロモジ・アオモジとなります。

 

【常緑樹】

シマトネリコ

 (モクセイ科トネリコ属 常緑高木)

 株立ちでシンボルツリーとしても人気の高いシマトネリコ。5月~6月頃に小さな白い花が咲き、その後小さな実がつきます。原産国が比較的暖かい国の為、寒さには弱く越冬できるのは関東以西の地域と言われています。

 

常緑ヤマボウシ

 (ミズキ科ミズキ属 常緑中低木)

 ヤマボウシでも常緑樹のヤマボウシは株立ちのものが多い印象落葉ヤマボウシと同様、6月~8月に開花、その後食べられる実がつきます。

 

センリョウ

 (センリョウ科センリョウ属 常緑小低木)

 日本にも自生する株立ちの低木。冬に葉の先に赤い実をつけるのでお正月の縁起物としても人気のある庭木です。成長速度も遅く、自然の樹形が美しいのであまり手のかからない樹木です。

 

マンリョウ

 (サクラソウ科ヤブコウジ属 常緑小低木)

 センリョウとよく比較されますが、葉の先に実をつけるセンリョウと比べて、マンリョウは葉の下に赤い実をつけるのが特徴。

 

 

『東側』に植える木の品種を選ぶポイント!

成長するために日光がたくさん必要な品種はむいていません。冬は家に日光を当てたいので『落葉樹』を選ぶといいでしょう。

 

『南側』に適している庭木とは?

南側はほぼ一日中、日があたります。また、家の南側にリビングや採光の大きな窓を設置してる家も少なくないのではないでしょうか。窓の外を眺めた時に『花』や『実』をつける木など一年中楽しめるような品種がおすすめですよ!

 

写真は落葉ヤマボウシ

『南側』におすすめの木は!?

【落葉樹】

落葉ヤマボウシ

(ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 落葉高木)

春が過ぎて葉が出そろった6月~7月頃に、白やピンク色の花を咲かせます。開花後の7月頃から小さなグリーンの球体をした実がつきます。秋になると赤く熟します。赤く熟した実は硬い果皮に包まれているのでこの部分を剥いて、中の果肉をジャムや果実酒にして楽しめます。実は酸味が少なく、甘いのが特徴です。同時期に葉も赤く色づき、紅葉します。綺麗に紅葉させるには日照と寒暖の差が必要なので、紅葉を楽しみたいなら日当たりの良い場所に植えるのがポイントです。

 

サルスベリ

 (ミソハギ科 落葉中高木)

 花の少ない真夏に華やかな花をつけ、開花状態を長期間楽しめる人気の庭木。幹肌がつるつるしていて「サルもすべる」ということからこの名前がつけられたと言われています。

 

カエデ(モミジ)

 (ムクロジ科カエデ属 落葉高木)

 「カエデ」と「モミジ」は実は同じムクロジ科カエデ属! 
 葉の切り込みの深さで、浅い方が「カエデ」、深い方が「モミジ」と呼ばれています。「イロハモミジ」はよく聞く品種ではないでしょうか。和風の家にはもちろん、モダン建築やヨーロピアンな雰囲気の邸宅にもよく合います。

 

コブシ

 (モクレン科モクレン属 落葉高木)

 耐寒性も耐暑性もあり、丈夫なコブシは4月頃に白や薄ピンクの花を咲かせます。花もいい香りがするのが特徴。

 

ドウダンツツジ

 (ツツジ科ドウダンツツジ属 落葉低木)

 近年インスタグラムなどでインテリアの枝ものとしてよく見かけるドウダンツツジですが、実は花もスズランの様な白い釣鐘型の小さな花が咲き、秋になれば紅葉も美しいので庭木としても人気があります。

 

【常緑樹】

 

オリーブ

 (モクセイ科オリーブ属 常緑高木)

 シンボルツリーとしても人気のあるオリーブは葉の形も美しく、葉の色も特徴的で生命力も強く育てやすい木と言われています。5~6月頃に小さな白い花を咲かせ、その後実がなり9月頃に収穫できます。

 

常緑ヤマボウシ

(ミズキ科ミズキ属 常緑中低木)

 ヤマボウシでも常緑樹のヤマボウシは株立ちのものが多い印象。落葉ヤマボウシと同様、6月~8月に開花、その後食べられる実がつきます。

 

キンモクセイ

 モクセイ科モクセイ属 常緑小高木)

 香りが特徴的なキンモクセイは知っている方も多いのでは?10月頃にオレンジ色の小さな花を咲かせます。

 

シマトネリコ

(モクセイ科トネリコ属 常緑高木)

株立ちでシンボルツリーとしても人気の高いシマトネリコ。5月~6月頃に小さな白い花が咲き、その後小さな実がつきます。原産国が比較的暖かい国の為、寒さには弱く越冬できるのは関東以西の地域と言われています。

 

『南側』に植える木の品種を選ぶポイント

最近人気の果実のなる木も、
日光が必要なので南側に向いていますよ♪

 

『西側』に適している庭木とは?

西側は午後から強い日差しが入ります。
夏場は日差しが特に強く、強烈な夏の陽射しに当たって
立ち枯れを起こしたり、葉が落ちたりすることもあります。
日差しに強い耐暑性のある丈夫な品種を選びましょう。

 

写真はシマトネリコ

『西側』におすすめの木は?

【落葉樹】

 

カエデ(モミジ)

 (ムクロジ科カエデ属 落葉高木)

 「カエデ」と「モミジ」は実は同じムクロジ科カエデ属! 
 葉の切り込みの深さで、浅い方が「カエデ」、深い方が「モミジ」と呼ばれています。
 「イロハモミジ」はよく聞く品種ではないでしょうか。和風の家にはもちろん、モダン建築やヨーロピアンな雰囲気の邸宅にもよく合います

 

落葉ヤマボウシ

(ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 落葉高木)

春が過ぎて葉が出そろった6月~7月頃に、白やピンク色の花を咲かせます。
開花後の7月頃から小さなグリーンの球体をした実がつきます。秋になると赤く熟します。
赤く熟した実は硬い果皮に包まれているのでこの部分を剥いて、中の果肉をジャムや果実酒にして楽しめます。実は酸味が少なく、甘いのが特徴です。
同時期に葉も赤く色づき、紅葉します。綺麗に紅葉させるには日照と寒暖の差が必要なので、紅葉を楽しみたいなら日当たりの良い場所に植えるのがポイントです。

 

スモークツリー

 (ウルシ科ハグマノキ属 落葉高木)

 海外で自生しているスモークツリーはふわふわした花柄が特徴で、5月中旬~7月にかけて花が咲き、葉の色もくすんでいて切花としても庭木としても近年人気があります。ウルシ科の植物なので、ヤニが出るため皮膚を守るために手袋等を使用してお手入れなどしてください。

 

サルスベリ

(ミソハギ科 落葉中高木)

花の少ない真夏に華やかな花をつけ、開花状態を長期間楽しめる人気の庭木。幹肌がつるつるしていて「サルもすべる」ということからこの名前がつけられたと言われています。

 

【常緑樹】

 

オリーブ

 (モクセイ科オリーブ属 常緑高木)

 シンボルツリーとしても人気のあるオリーブは葉の形も美しく、葉の色も特徴的で
 生命力も強く育てやすい木と言われています。
 5~6月頃に小さな白い花を咲かせ、その後実がなり9月頃に収穫できます。

 

 

シマトネリコ

(モクセイ科トネリコ属 常緑高木)

 株立ちでシンボルツリーとしても人気の高いシマトネリコ。5月~6月頃に小さな白い花が咲き、その後小さな実がつきます。  
 原産国が比較的暖かい国の為、寒さには弱く越冬できるのは関東以西の地域と言われています。

 

常緑ヤマボウシ

(ミズキ科ミズキ属 常緑中低木)

 ヤマボウシでも常緑樹のヤマボウシは株立ちのものが多い印象。 
 落葉ヤマボウシと同様、6月~8月に開花、その後食べられる実がつきます。

 

ミモザ(アカシア)

 (マメ科アカシア属 半落葉~常緑高木)

 黄色いふわふわした丸い花が特徴のミモザ(アカシア)ですが、成長スピードがとても早く、こまめな剪定が必要となります。切花にして花瓶に生けても、ドライフラワーにしてもかわいいので近年人気があります。

 

シラカシ

 (ブナ科コナラ属 常緑高木)

 4~5月頃に小さな白い花を咲かせ、その後堅果(どんぐり)が実ります。成長が早いと言われているため、小さな苗木でも数年で大きくなります。

 

『西側』に植える木の品種を選ぶポイント!

一年を通して「西日対策」として考えるなら 
常緑樹がおすすめ。陰を作って少しでも家に西日があたらないようにしましょう。

 

『北側』に適している庭木とは?

北側は一年を通して日があまり当たりません。
冬場は加えて北風による乾燥にも悩まされます。
日光が好きな植物には不向きですが、
日陰に強い品種や、半日陰を好む品種もあります!

写真はソヨゴ(左)

『北側』におすすめの木は?

【落葉樹】

クロモジ

 (クスノキ科クロモジ属 落葉低木)

 香りも良く、化粧品の香料にもなるクロモジ。クスノキの仲間のクロモジは強い日差しよりも半日陰~日陰を好みます。3~4月に小さなクリーム色の花を咲かせ、その後実がなり、秋には黄葉します。

 

ヒメシャラ
 (ツバキ科ナツツバキ属 落葉小高木)

 適切な環境で育てば美しい幹肌が見られます。6~7月に白い小さな花を咲かせ、その後実が付き、秋には紅葉します。シャラノキと比較して小ぶりな葉がたくさんつきます。

 

【常緑樹】

ソヨゴ

 (モチノキ科モチノキ属 常緑小高木)

 風が吹いた時に葉っぱ同士が擦れ合い「そよそよ」という音が鳴ることから「ソヨゴ」の名前がついたと言われています。成長がゆっくりなので樹形が保ちやすい庭木です。

 

ハイノキ

 (ハイノキ科ハイノキ属 常緑小高木)

 特徴的な幹肌が人気のハイノキ。4月~5月頃に小さな白い花を咲かせ、その後8月~9月頃には小さな実がなります。成長スピードはゆっくりなので、樹形を保ちやすく剪定の手間はあまりかかりません。

 

クチナシ

 (アカネ科クチナシ属 常緑低木)

 6月~7月に白い花が咲きます。開花すると甘い香りを放ちます。キンモクセイ・ジンチョウゲ・クチナシは三大香木と言われています。樹高は大きくても2mほどなので大きくなりすぎず、管理がしやすいのも特徴。

 

ナンテン

 (メギ科ナンテン属 常緑低木)

 難を転ずるナンテンと、縁起木としても人気のあるナンテンは、5月~6月頃に白い小さな花が咲きます。ただ、10月頃の紅葉や赤い実をつける11月~2月頃が一番の見ごろとなります。実は微量ですが有毒成分があるので食べられません。

 

ツバキ

(ツバキ科ツバキ属 常緑高木)

 12月~4月頃に大きな美しい花を咲かせます。花が落ちるときは、花弁ごと『ボトッ』とおちます。種から取れるツバキ精油は美容に使われてきました。

 

『北側』に植える木の品種を選ぶポイント!

風通しや植える植物の組み合わせなどがポイントになってきます。
プロが庭木の組み合わせ等、高木低木色々ご提案させていただきます!

方角によっての庭木の選び方まとめ

 

【東側】

数時間の日光でも育つ品種。
冬の家への日の当たりを考えると落葉樹がおすすめ。

【南側】

一年中日の当たりが良いので、日差しに強い木がおすすめ。
果実のなる木も◎

【西側】

通年の西日対策としては常緑樹。
夏場の強烈な日差しに耐えられる品種が◎

【北側】

半日陰を好む品種を選ぶと◎
冬は北風で乾燥しやすいので乾燥にも強い品種がおすすめ。

色々ご紹介しましたが、もちろん他にもそれぞれの方角の環境に適した品種は
たくさんあります!
大阪エクステリアでは外構工事も承っておりますので、
外構のプランニングやデザインに合わせた品種の庭木も一緒にご提案させていただきます!

おすすめの事例

更新日:
キーワード:

関連記事

無料無料相談・お問い合わせ
0120-4128-56

営業時間:9:00〜17:00 定休日:日曜 / 祭日