6月28日(火)です。
大阪は、朝から雨が降っています。
今年は、梅雨らしい梅雨に関西では、なっていますね
梅雨の時期に花を咲かせる樹木 今回は、アオギリを
紹介します。
名の由来は、葉が桐(きり)に似ていて樹皮が
緑色をしていることから、青桐(あおぎり)の名になりました。
樹皮繊維は強靱で、織物、縄、網の原料になります。
花は7月頃に咲き始めます。
種子は、戦時中は粉にしてコーヒーの代用として使われたようです。
葉は、長さ、幅とも15~25cmで、単葉または掌状に3~7裂します。
アオギリの葉は、血圧降や動脈硬化予防に効果があるそうです。
かつては、街路樹として活躍していたそうですが
落葉時に葉が大きいので、清掃が大変という
事で今は、ほとんで使われていません。
最後に広島に原爆が落ちた時、爆心地から約1.3km離れた、
所にあったアオギリが、枯れ木同然だったのに翌年の春になって芽吹き、
被爆と敗戦の混乱の中で、人々に生きる勇気を与えてくれました。
今では、広島平和記念館の東側に2本生息しています。
今でもこの時期にに黄色い花を咲かせて市民を楽しませています。