11月28日いい庭の日!エクステリアの防災を考えよう!そのブロック塀大丈夫?耐震補強・防災にCB等耐震補強金具『FITパワー』
ブロック塀の控え壁の代わりとなる耐震補強金具
大林(だいりん)株式会社の「FITパワー」
既存のブロック塀を取り壊さずに最小限のスペースで耐震補強ができます!
震災に備えよう
みなさん、近年起こると言われている大震災への備えはできていますか?
マグニチュード8以上と予測されている南海トラフ地震・十勝沖地震、
その他日本の太平洋側に関して30年以内に起こる巨大地震が多数予測されています。
家の性能としても厳しい耐震基準があったり、家具や家電を固定器具で壁や天井に固定したり、家や家の中への防災意識は高まってきていますが、エクステリア目線ではどうでしょうか。
エクステリア・外構で、震災が起こった際の考えられる被害は
・コンクリートブロック塀の半壊・倒壊
・屋根瓦などの落下によるカーポートの屋根材の被害
・コンクリートのヒビ割れ
等々、震災で被害が出るのは家だけではありません。
コンクリートブロックの被害状況
その中でも昔からあるコンクリートブロック塀は現在の建築基準法を満たしていないものもまだまだ多く、2018年6月の大阪北部地震にて、ブロック塀が倒壊し、登校中の女子児童が亡くなってしまう痛ましい事態となりました。
このことをきっかけに、基準を満たしていないブロック塀の見直しが全国的に広がっています。
実際に震災が起こっても安心できますでしょうか。エクステリア・外構の防災についても考えて備えましょう。
ブロック塀は良くないの?
コンクリートブロック塀に関して、ネガティブな話をよく聞くかと思いますが
全てのブロック塀が基準を満たしていないわけではなく、
しっかりと基準を満たしたブロック塀はとても頑丈です。
建築基準に則り建てられたブロック塀は、基礎があり、中に配筋があり、鉄筋が入れられている空洞部にはモルタルまたはコンクリートが充填され、控え壁も指定の間隔で作られ安定しています。
しかし逆に、基準を満たしていない不適格なブロック塀はどうでしょうか。
基礎は無く、配筋も無く、控え壁も無く、モルタルで固定しながら積み上げられただけのブロック塀は震災には耐えられません
また、通常コンクリートブロックの耐用年数は約30年と言われています。
劣化により寿命を迎えているコンクリートブロックも少なくありません。
とは言え、昔からあるブロック塀に配筋があるかどうか、基礎があるかどうかや、劣化具合などは、表面から見ただけだと素人にはわからない部分があります。
その場合は大阪エクステリアにも多数在籍している、専門の資格を有したブロック塀診断士にブロック塀を診てもらいましょう。
基準を満たしたコンクリートブロック塀とは
先ほども触れましたが、建築基準に則り、正しい施工方法で建てられたコンクリートブロック塀はとても頑丈で震災があってもすぐに倒壊するようなことはまずありません!
基準を満たしているブロック塀とは、どのように建てられているのでしょうか。
基礎や根入れの深さの指定、縦横の配筋・控え壁の適切な設置が必須となっています。
基準を満たしていないブロック塀はどうすればいいの?
先述の、ブロック塀診断士に診断してもらったところ、
自宅のブロック塀が基準を満たしているブロック塀ではなかった!
この場合、早急にブロック塀の補修作業・建て替えややり直しをするべきです。
最近では各自治体から指摘を受けるケースもあるみたいですね。
そうは言っても、隣地との境界のブロック塀などでなかなか話が進まなかったりで、
やり直し、建て替えが難しい場合があります。
そのまま放置していいものでは無いので困りますよね。
その場合、新しい選択肢として既存のブロック塀の耐震補強をするのはいかがでしょうか。
ブロック塀の補強には「FITパワー」!!
控え壁の代わりとなる耐震補強金具「FITパワー」(大林株式会社)がおすすめです!
FITパワーは構造計算を基に設計された控え壁の代わりとなる耐震補強金具です。
既に建っているブロック塀の補強ができるので、解体や撤去が不要なので隣地境界などで使用されている様な建て替えや、やり直しができないブロック塀も得意とします。
また、大きな重機が入れない現場でも、人力搬入・施工ができ、少ない工程数と小さな基礎で現場の施工負担軽減とコストの削減にも繋がります。
「FITパワー」でできること
FITパワーは、「ブロック塀から人命を守る」使命の元、開発されています。
不適格施工のブロック塀と、同じ不適格施工のブロック塀にFITパワーを施工した補強ブロック塀がどれほど耐えられるのか、実際に牽引による倒壊試験を行っています。
試験映像もYoutubeにて公開されているので、こちらも併せてご覧ください。
Youtubeの内容から、不適格施工のブロック塀が牽引によりすぐさま倒壊するのに対し、同じく不適格施工のブロック塀にFITパワーを施工した、補強ブロック塀は地中に杭基礎を作り地盤摩擦力を利用する構造なので、ゆっくりと曲がりますが倒れません!
震災が起きた際に、ブロック塀から離れる時間もあり、安全な避難経路が確保できなくなる、といったリスクもおさえられます!安心ですね!
耐震補強金具「FITパワー」の施工方法は?
先日、大阪エクステリアの顧客様邸にこのFITパワーを施工させていただきました。
既存のブロック塀にどのように施工するのか、
実際の写真と施工担当者のコメントをご覧ください♪
1 点検 鉄筋の有無を確認
塀の診断を行い、ブロックの厚みや鉄筋の配置を確認
2 材料搬入
主要材料の形状・寸法・数量・品質を確認
3 穴あけ、基礎ベース一部はつり
位置出しを正確に行い、貫通孔をあける
4 杭基礎坑掘削
設計された目的の深さまで掘削する
5 FITパワー取付け
隣地側プレートとボルトをセットし、敷地側から締め付けて固定
6 ロックボルト(パワースレッド)取付け
グラウト材(無収縮モルタル)を流し込み、ロックボルトをセット
7 仕上げ土間打ち
アングル支柱が直接土に当たらないよう保護コンクリート
8 完成
ボルトのゆるみ等が無いか点検して完成
まとめ
これから30年以内に起こると言われている大震災に備えて、
古くからあるコンクリートブロック塀の診断をしてみませんか?
大阪エクステリアに多数在籍しているブロック塀診断士が責任をもって劣化や危険度の診断をさせていただきます。
実際に基準を満たしていない不適格な既存コンクリートブロック塀の、
「撤去」や「建て替え」の選択肢に、
大林株式会社の『FITパワー』で「既存のまま耐震補強」も加えてご検討ください♪
安心して過ごせるように、皆さまの自宅の少し不安なコンクリートブロック塀は一度点検・診断をしてみましょう!
大阪エクステリアの専門のプロスタッフにコンクリートブロック塀の診断、撤去・建て替え・FITパワー施工のご提案、プランニングや施工等全てお任せください!
お気軽にお問い合わせください!