目隠しフェンスは寛げるお庭づくりに欠かせないアイテム
憧れていたウッドデッキを設置したものの、意外と近隣の方や通行人の視線が気になって使わなくなってしまった、という話はよくあります。そんな状態に陥ってしまわないよう取り入れたいのが目隠しフェンス。日本では阪神淡路大震災以降、倒壊の危険があるブロック塀に代わって普及が進みました。エクステリアの中で一見選びやすく思えますが、高さのある目隠しフェンスを設置するにはしっかりとした基礎が求められたり、風の影響を受ける場所では控え柱の取り付けが必要となったりと、目隠しフェンス選びには意外と注意したいポイントがたくさんあります。その一部をご紹介します
目隠しフェンス選びで注意したいポイント
1. 意外とある威圧感に要注意
目隠しフェンスと住居との距離が近いと、圧迫感を感じやすくなってしまいます。また、無機質な意匠を選ぶと毎日見ていて飽きてしまったり、閉塞感を持ってしまったりすることも。その対策として、住居との間に距離が取れる場合は目隠しフェンスの近くに植栽を行えば目を休める効果が期待できます。その際、日陰でも十分に育つ樹木を選ぶ必要があります。
2. 用途から商品を選ぶ
近年、外からの視線を遮りつつ、外光を取り込むスリットタイプの目隠しフェンスが登場しています。スモークタイプなら光を取り込みやわらかい印象を与える上、マンションにも設置可能です。ほかにも、日本には昔から竹垣という自然の素材を使った目隠しも。天然竹を使用したものは耐久年数が短く3年から5年で朽ちてしまうため、現在はプラスチックで成形したものが主流となっています。
3. かっこよさだけではダメ。デザインを決める時はこんなところもチェック
デザインを決める際は、メリット・デメリットの両方をしっかりと確認しましょう。例えば前述の竹垣の場合、人工的に模様を作り出しているため、家の外から見た方を表にすると家から眺める方は裏になってしまいます。裏にあたる方に植栽を配してなるべく隠す、裏表のない「みす垣」を選ぶといった対処法があります。また、注意したいのが最も重要な防犯面。格子デザインの場合、横の格子を選んでしまうと泥棒や子どもの足がかりになってしまったり、隙間から覗かれやすかったりといったデメリットが目立ちます。縦格子か、覗きにくく足がかりがしにくいルーバータイプを採用するのがおすすめです。
4. 生垣や壁面緑化タイプなら夏涼しく、冬暖かく
夏に繁茂し、秋は色づき、冬には枯れる。そんな自然のサイクルを取り入れたのが壁面緑化フェンスです。例えばゴーヤなら夏に日陰を作りつつ、実も採ることができますよね。しかしそこで気をつけたいのが樹種の選択。キウイフルーツなど雄花雌花を別々に植えて交配させるものは木が大きくなりすぎ、フェンスが持ちこたえられない危険性もあります。生垣にしたいという場合はぜひ、造園の経験豊富な大阪エクステリアにご相談ください。どんな植物を育てたいのかご要望をお聞きしながら、フェンスの耐荷重なども考慮したご提案をいたします。
目隠しフェンスなら大阪エクステリアにご相談を
大阪エクステリアでは主にCADで作図した図面とともにプランをご提案しています。イメージをビジュアルでご覧いただくことで目隠しフェンスを設置した際、周囲からどのように見えるのか、室内からはどんな風になるのかなどより具体的に想像していただけます。また、大阪エクステリアで設計施工した目隠しフェンスの施工実例もご紹介していますのでぜひ一度、ご覧くださいね。