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プロが教える植栽設計と管理の方法

プロが教える植栽設計と管理の方法

戸建の庭やマンションには、植栽が必要。

戸建の庭やマンションには、植栽が必要。

毎日帰ってくる我が家は常に緑に溢れた癒しの場所であってほしいものですよね。
今のあなたの家の外構、お庭は、家を建てる時に思い描いた、豊かな場所になっていますか?
お手入れが大変そう、何をどう植えればいいかわからない…など、植木に興味はあるけれど、なかなか手をつけられないとお思いの方も多いことでしょう。

また、マンションの役員様・オーナー様の場合は、マンションの外構が植栽を用いて綺麗に整えられていると、住みやすそうな印象を与えますので、内見に来る方からの印象が良くなり、資産価値の向上につながります。

植栽管理は居住者の快い暮らしのためのものでありますが、長い目で見ると、入居率を向上させて家賃で回収するという投資とも捉えられるのです。
この記事では、公共工事の指定業者でもある大阪エクステリアが、植栽管理のポイントをお伝えします。

戸建住宅に住まわれている方も、マンションの役員様や管理人様も、ぜひ緑に囲まれた快適な暮らしのためのヒントにしてください。

植栽計画の第一歩。植え付ける樹木と時期を選ぼう

植栽計画の第一歩。植え付ける樹木と時期を選ぼう

植え付けの際にはまず、樹木樹種を選ぶ必要があります。
植栽に使われる樹木には、大きく分けて落葉針葉樹、常緑広葉樹、落葉広葉樹があります。
それぞれの種類に適した植え付けの時期がありますので、適切な時期に植え付けることが、活着させるための大きなポイントになります。

植木としての針葉樹の特徴

針葉樹とは、針のように尖っている形をした葉を持つ樹木を指します。
葉の表面積が小さく、水分が蒸発しにくい構造になっているため、針葉樹は暑さや寒さに比較的強い木が多いです。
多くの樹木の植栽適期は、3~4月、または9~12月です。しかし、松は12~2月、ヒノキ・サワラ・ヒマラヤ杉などは4月上旬が適期です。

樹種 植え付けの適期
12~2月
ヒノキ・サワラ・ヒマラヤ杉など 4月上旬

ヒノキ

植木としての常緑広葉樹の特徴

常緑広葉樹は平べったい葉を持ち、一年中葉が青々としている種類を指します。
光合成によって常に栄養を作ることを前提とした樹種なので、陽の光が少なくなる冬には弱いです。
植え付けの時期は3月下旬~5月中旬、または9~10月も適期です。

ソヨゴ

植木としての落葉広葉樹の特徴

落葉広葉樹は、冬の間は葉を落として休眠状態になる樹種です。休眠できるので、常緑広葉樹よりも寒さに強い性質を持っています。落葉広葉樹はモミジなど紅葉するイメージがありますが、紅葉しない樹種もあります。

植え付けの時期は落葉期間中が理想的で、10月中旬~4月中旬が適期です。
しかし、以下の樹種は適期が異なるので注意が必要です。

樹種 植え付けの適期
ザクロ・ノウゼンカズラ・ムクゲ 4月中旬~5月上旬
シャクヤク・ボケ・ボタンなど 10月中旬~11月上旬

ハナミズキ

植木と芝生の水やり方法を徹底解説!(春夏秋冬別)

水やりの基本は、根元へ流れ出すくらいに十分に根まで浸透するように行うことです。回数は少なくても、この基本をしっかりと守るようにすることが木を根付かせるためには大切です。水がしっかりと深くまで浸透しないと、根が深く張らなくなってしまいます。時間をかけて、地中深くまでしっかりと水が浸透するように行うと良いでしょう。

根付いた後は、水のやりすぎは却って根が腐ってしまう原因となります。

しかし、「真夏の猛暑時」と、「冬の異常乾燥時」は、土の乾き具合に注意を払いながら、適時水やりを考えるようにすると良いでしょう。
また、植えて一年以内の樹木は、下記のペースを参考に、様子を見て水をやるようにしましょう。

時期 植えて一年以内の樹木に対する水やりのペース
春と秋 週1~2回に1回
毎日もしくは1日おき
2週間に1回

植え付け時の芝生の水やり、春夏秋冬それぞれの方法

芝生の植え付け時には、根付くまでは毎日目土を流さないように注意しながら、たっぷりと散水するようにしましょう。
根付いた後の水やりのタイミングについては下記をご参考にして見てください。

季節 植え付け後の水やりのペース
日中を避けて、1~2日ごとに朝夕に散水します
週2回程度散水します
晴天日を選んで、1〜2週間に一度は、朝のうちに水やりをしておきます
週に2.3回程度

植栽の水やりの方法(夏場)

夏場はたっぷりと水やりをするようにしましょう。特に植え付け直後の植木には、1日2回しっかりと水やりをするようにしましょう。しっかり根付くように、地中深くまで水がしっかり浸透するように水やりをするのがポイントです。

時間帯

夏場の水やりの時間帯は、以下の表の時間内が良いでしょう。真昼間は暑いので避けるようにしましょう。

時間帯 夏場における植栽の水やり時間帯
朝方 午前9時頃まで(できれば早朝)
夕方 午後5時以降に

ポイント

夏場の水やりは、以下の点を抑えると良いでしょう。

  • 夕立などが降った後は、土状態を見て乾いていれば水やりをするようにする
  • 夏場の日中は水やりは避ける
  • 太陽光が直接当たる場所にある葉には水がかからないように注意する
    (水がレンズの役割になり葉が焼けてしまう原因となるため)

植栽の水やりの方法(冬場)

日本の冬は乾燥しやすいので、晴天が続き、土が乾いている場合は水やりをするようにしましょう。
しかし、植え付け直後の植木は、冬場でも水やりが必要です。土まで乾燥しているため、根にしっかりと水が届くように水やりをしましょう。

時間帯

冬場の水やりは、日中に行うと良いでしょう。
しかし、日中はお仕事などで難しい場合は、朝方でも大丈夫です。
夕方以降に水やりをすると、気温とともに水温が下がってしまうので、水が凍り木が枯れてしまう原因になるので注意しましょう。

ポイント

木の特性や、木の生まれ育った環境によって必要な水分量は変わってきますが、基本的には樹木の生長に応じて水量を徐々に減らしていきます。
土に完全に根付いた樹木(樹種や樹齢にもよりますが大体植え付け後2年くらい)は、夏場の晴天続きの日以外の水やりは、根腐れの原因となるために注意しましょう。また、水はけの悪い場所でも根腐れを引き起こしやすいので注意するようにしましょう。

*葉に水をかけることは葉ダニの予防などに大変有効です。しかし真夏は葉が焼けてしまう恐れがあるので注意しましょう。

芝生の水やりの方法

芝生への水やりでは、水が地中深くまで届くようにたっぷりと与えるようにします。芝生が根付くまでは、水をする際に目土が流れないように注意をしましょう。季節ごとの水やりの目安は以下の表をご覧ください。

季節 芝生への水やり時間帯
毎日たっぷりと(ただし日中は避ける)
春・秋 3~5日に一回ぐらい
あまり必要ありません

土の状態を見て、乾いてきたら水をやるようにしましょう。
ただし、芝張り後根付くまでは毎日たっぷりと与えるようにしましょう。また、肥料や目土をした際にも、必ず水を与えるようにします。

植木の剪定は計画的に! 植え付ける前に決めるべきこと

植木の剪定は計画的に! 植え付ける前に決めるべきこと

そもそも剪定は必要なの?

山など自然界の木々は、剪定などはされていませんが、それは人間のテリトリーではない自然界では、木々が乱雑に、大きく茂っても人の迷惑にならないからです。

しかし、戸建て住宅やマンションの人工的な環境では、人々の生活がありますから、そのようにはいきません。
植栽をそのまま放置してしまうと、病害虫が湧く、枯れ枝で怪我をしてしまう、枝が隣地にはみ出してしまうなどのトラブルが発生します。これらは、そこに住まう住人の暮らしを害するだけでなく、近隣の方にも迷惑になる場合があり、近隣トラブルの種にもなりますので、植え付けの段階で剪定計画を立てることが必須となります。

以下、剪定の5つの効果を紹介します。

植木の大きさの維持

庭のスペースは限られています。適度に剪定することで、植木の大きさを維持し、庭の限られたスペースに調和する大きさを保つことができます。

樹形の維持

定期的に剪定をすることで、植え付け当時の美しい樹形を維持することができます。

植木の病害虫防除

剪定をすることで、病気や害虫に対する抵抗力をつけます。また、万が一病気になってしまったり害虫がついてしまった場合でも、被害を最小限に抑えることができます。

植物の風通しと採光を良くする

込み入った枝木を剪定することで、風通しや採光をよくします。こうすることで、植物の健康を保つことにもつながります。また、植物近くの部屋にも程よく風と光を通してくれます。

養分流出を防ぐ

不要な枝を選定することで、養分流出を防ぎ、植物の健康を保つことにもつながります。

うどんこ病やすす病にならないために。病害虫防除のポイント

病害虫は、長期の高温多湿・肥料のやり過ぎ・株元が蒸れるなどの原因で発生します。病害虫の発生を防ぐためには、剪定をして風通しをよくするなどの手入れをして、庭木の周りを常に清潔にしておく必要があります。ただ、剪定をただすれば良いというものではなく、害虫の習性を知った上で、適切な防除を行わないと効果が薄れてしまいます。
しかし、庭が広かったりたくさんの庭木を植えていたりすると、すべての庭木に目を凝らすのも大変です。そのような場合は、病害虫の被害に遭いやすい樹木を中心に防除するようにすると良いでしょう。

気をつけるべき植物の病気と防除のやり方は、下記をご参考ください。

病名 症状 防除のやり方
うどんこ病 葉っぱが白くなる 薬剤での防除、発生部分の切除
サビ病 葉に黒・茶・黄色などの斑点がでる、落葉する 薬剤で防除する、発病部分を除去する
すす病 葉の表面にすすのような模様が発生し、植物の成長を妨げる 薬剤を散布する
斑点性病害 褐色の斑点が葉にできる 発生した葉を除去する、落葉を除去する、薬剤を散布する
もち病 葉が餅のように膨れ、腐敗する 発病を見つけたら速やかにその葉を除去する
縮葉病 若い葉が縮れ、葉が成長すると膨らむ 冬の植物の休眠期に薬剤を散布する
モザイク病 葉、茎、花にモザイクのような斑点が広がる 感染したら効く薬剤がないので、感染源となるアブラムシなどから植物を守る

病害虫駆除の基本として大切なことは、病害虫の被害に遭わないように環境を整えておくこと(剪定など)、また病害虫が見つかった際にはすぐにその部分を取り除くことです。
病害虫はちょっと放置しておくだけで、その植物だけでなく、庭全体に被害をもたらす可能性もあります。そうなる前に、見つけたらすぐに対策をするようにしましょう。

薬剤散布の必要性と注意点

薬剤散布の必要性と注意点

植物を病害虫から守るために、適宜薬剤散布をする必要があります。薬剤散布をせずに病害虫を放っておくと、他の庭木にも症状が出てしまったり、植物が枯れてしまったりする恐れがあります。また、人間や動物にもじんましんなどの被害が出るものもあり、ご家族や近隣住民の方々に迷惑をかけてしまうかもしれません。
薬剤の散布方法は、薬剤を用法通りに薄め、噴射機などを用いて庭木に散布します。散布する場所が多い場合は、長袖長ズボン、マスクなどをして薬剤に触れないように対策をします。しかし、ご自身はそのように対策ができますが、庭木の場所や風向きによっては近隣の住宅や道路に薬剤を飛散させてしまう恐れがあります。
ご自身やご家族、近隣の方の健康にも関わることですので、薬剤散布はプロにお任せするのがオススメです。

大阪エクステリアで薬剤散布を行う際は、下記事項に注意をして散布をいたします。近隣の方へできる限りの配慮をさせていただきますので、安心してお任せください。

  • 薬剤散布工事を行う前に、ご近隣へ工事ご案内書の配布とご挨拶を行います
  • 工事案内書には、ご挨拶及び薬剤散布時間・作業工程・緊急連絡先を記入します
  • 工事間作業中を知らせる看板を配置します
  • ご近隣に迷惑をお掛けしないよう、細心の注意を払います

忙しくて植栽管理をしている暇がない。そんな方をお手伝いしています

植栽を植える、つまり住宅に緑をプラスするということは、戸建ての場合でもマンションの場合でも、生活に潤いを与えてくれます。
例えば、戸建てでお子様のご誕生と共にシンボルツリーを植え、成長を一緒に楽しむ。コンクリート造りでちょっと殺風景なマンションの外観に緑をプラスして、マンションの資産価値を上げるなど、戸建てでもマンションでも、植栽を植えることで様々なメリットが生まれます。

しかし、「植栽を植え付けたいけど、これだけの管理を行う時間がない」「自宅やマンションの植栽に花が咲かない、元気がない。対策は分かったけど、実行する時間の余裕がない」などの理由で、なかなか植栽に手をかけられない方も多いかと思います。

そんな方のために、大阪府全域を施工エリアとしている「大阪エクステリア」では、年間を通して植栽を管理する「年間管理」を行なっております。
大阪エクステリアの特色は、すべて自社設計であり社員(技術資格者)が施工するという点。
熟練の技術を持った造園部の社員が、丁寧に仕事をさせて頂きます。

忙しくて植栽管理をしている暇がない。そんな方をお手伝いしています

大阪の植栽の面倒を見続けてきた大阪エクステリアだからこそ、出来ることがあります。ぜひ一度ご相談いただき、永いお付き合いをさせてください。

植栽施工事例のご紹介

大阪エクステリアで設計施工した植栽の実例をこちらで紹介しています。リフォーム現場はビフォーアフターを掲載しています。
ぜひ一度、ご確認ください。

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