工場見学で見えた、三協アルミ「ヴィラウッド」が選ばれる理由

ウッドデッキを検討されるお客様から、私たちがよくいただくご相談があります。

  • 天然木と人工木、どちらが良いのかわからない
  • 人工木は見た目が不自然では?
  • 長く使えるか、あとから後悔しないか不安

ウッドデッキは決して安い買い物ではなく、完成後は簡単にやり直しがききません。
だからこそ、「見た目」だけでなく、「どうつくられているか」「なぜ長く使えるのか」にも目を向けながら、ご自身に合った選択をしていただけたらと、私たちは考えています。

先日、三協アルミの人工木デッキ材「ヴィラウッド」の工場見学に伺いました。そこで感じたのは、カタログや施工写真だけでは伝わらない、“安心と美しさを支えるものづくりの力”でした。

この記事では、工場見学で実際に見て・感じたことをもとに、ウッドデッキを検討されている方の判断材料になるポイントをお伝えします。

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工場見学で実感した、ヴィラウッドの品質を支えるものづくり

撮影:大阪エクステリア(三協アルミ ヴィラウッド製造工場の外観)

目に見えない工程こそ、ウッドデッキの寿命を左右する

ヴィラウッドは、天然木の木粉と樹脂を組み合わせた人工木デッキ材です。
工場では、原料の配合から成形までが一貫して管理されており、工程ごとに細かな基準が設けられていました。

特に印象的だったのは、反りやねじれ、色ムラが起こらないようにするための工程管理です。
人工木は「工業製品」だからこそ、配合や温度、圧力などが少しでもずれると品質に影響が出ます。
ヴィラウッドでは、そのズレを防ぐための工程が細かく設計されており、安定した品質を保つ工夫が随所に見られました。

完成後は見えなくなる部分ですが、こうした工程の積み重ねが、施工後何年経っても安心して使えるウッドデッキにつながっていると感じました。

何重にも行われる品質チェックが“施工後の安心”につながる

工場内では、機械による検査だけでなく、人の目と手によるチェックも何重にも行われていました。

  • 表面の仕上がり
  • 色の均一性
  • 寸法の精度

少しでも基準から外れたものは、そのまま出荷されることはありません。「工場で止める」という姿勢が徹底されているからこそ、現場での施工性や仕上がりの美しさにつながっているのだと感じました。

ウッドデッキは、施工後に一枚一枚を交換することが難しい部材です。だからこそ、出荷前の品質管理が重要であり、その姿勢を実際に確認できたことは大きな安心材料でした。

人工木「ヴィラウッド」が選ばれる理由

画像提供:三協アルミ(ヴィラウッド/床板)
画像提供:三協アルミ(ヴィラウッド/コルクブラウン)

リサイクル資材を活かした、環境に配慮した人工木

ヴィラウッドは、リサイクル材を活用してつくられた人工木デッキです。天然木のように森林資源を大量に消費するのではなく、再生材を活かすことで環境負荷を抑えています。

また、腐食やシロアリの心配が少なく、定期的な塗装などのメンテナンスも基本的に不要です。長く使えるということは、将来的な廃棄や交換が少なく済むという点でも、環境にやさしい選択肢だと言えます。

天然木のような質感を再現する技術

人工木というと、「のっぺりしている」「木らしさがない」というイメージを持たれる方も少なくありません。

工場見学では、ヴィラウッドの表面仕上げにも注目しました。表面の凹凸や色の濃淡は、天然木の表情を研究したうえで設計されており、均一すぎない自然な印象に仕上げられています。

実際に手に取ってみると、見た目だけでなく触れたときの質感にも配慮されていることが伝わってきました。
天然木の木粉を使用していることも、人工木でありながら木の素材感が感じられる要素のひとつのように思います。
ウッドデッキを選ぶうえでは、こうした触れたときの印象といった感覚的な部分も大切だと感じました。

人工木デッキで気になる「静電気」や「夏の熱」について

人工木は樹脂を含む素材のため、条件によっては静電気が発生しやすくなる場合や、直射日光の影響で表面温度が上がりやすくなるケースがあります。これは、人工木全般に共通する特性のひとつです。

今回見学したヴィラウッドでは、こうした点にも配慮した素材設計が行われていました。
表面仕上げや配合の工夫によって、静電気の発生を抑えるための配慮や、熱の感じ方を和らげるための工夫が取り入れられています。

実際の仕様や試験結果については、メーカーが公開している公式情報も参考にしながら、使われる環境や過ごし方に合うかどうかを、私たちと一緒に考えていただければと思います。

参考情報

ヴィラウッドの素材や構造、カラーバリエーションに加え、表面温度や静電気への配慮といった仕様についても、三協アルミの公式サイト(人工木デッキ ヴィラウッドシリーズ)で詳しく紹介されています。気になる方は、あわせてご覧ください。

天然木と人工木、どちらが向いている?

ウッドデッキには、天然木と人工木、それぞれに良さがあります。大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、「どちらがご自身の暮らしに合っているか」ということ。

一般的に、天然木は経年変化を楽しみたい方、素材そのものの風合いを重視される方に向いています。
一方、人工木のヴィラウッドは、日々のお手入れの手間を減らしたい方、長く安定した美しさを保ちたい方におすすめです。

大阪のように日差しや雨の影響を受けやすい地域では、耐久性やメンテナンス性を重視して人工木を選ばれるケースも増えています。

撮影:大阪エクステリア(ヴィラウッドの質感)

ウッドデッキで後悔しないために知っておいてほしいこと

ウッドデッキの満足度は、素材の良し悪しだけで決まるものではありません。
実際に「思っていたのと違った」「使わなくなってしまった」という声の多くは、計画段階での見落としが原因になっています。

工場見学を通して素材への理解を深めた今だからこそ、施主さま目線で特にお伝えしたいポイントを、もう少し具体的にご紹介します。

日当たり・立地条件で、最適な素材は変わる

ウッドデッキは屋外に設置されるため、日差しや雨、風の影響を常に受けます。特に、南向きで日当たりの良い場所や、雨が吹き込みやすい立地では、素材への負荷が大きくなります。

人工木のヴィラウッドは、天然木に比べて反りや割れが起こりにくく、色あせも緩やかです。
大阪のように夏の暑さや湿気が厳しい地域では、こうした環境耐性の高さが、長く安心して使えるポイントになります。

「何に使うか」を曖昧にしないことが後悔を防ぐ

ウッドデッキは、

  • 洗濯物を干す場所
  • 家族でくつろぐセカンドリビング
  • お子さまやペットの遊び場

など、使い方によって必要な広さや高さ、動線が大きく変わります。

「とりあえずウッドデッキが欲しい」という状態で計画を進めると、完成後に使いにくさを感じてしまうことも少なくありません。
事前にどんな時間を過ごしたいかを具体的にイメージすることが、満足度の高いウッドデッキにつながります。

下地と施工品質は、完成後には見えなくなる重要ポイント

ウッドデッキは、完成すると床板の美しさに目が向きがちですが、実はその下にある下地や構造が耐久性を大きく左右します。

どれだけ品質の高いデッキ材を使っても、

  • 下地の施工精度が低い
  • 勾配や排水計画が不十分
  • 固定方法が適切でない

といった状態では、きしみや劣化の原因になります。

工場で丁寧につくられた素材の性能を最大限に活かすためには、現場での施工品質も同じくらい重要です。

初期費用だけで判断しない

天然木は初期費用を抑えやすい一方で、定期的な塗装や補修が必要になるケースが多く、長い目で見ると手間やコストがかかることがあります。

ヴィラウッドのような人工木は、初期費用こそ天然木より高くなる場合がありますが、メンテナンスの負担が少なく、長期間にわたって安定した美しさを保てます。

「何年使うか」「どれくらい手入れに時間をかけられるか」といった点も踏まえながら選ぶことで、結果的に後悔の少ない選択につながります。

画像提供:三協アルミ(ヴィラウッド施工イメージ)
画像提供:三協アルミ(ヴィラウッド施工イメージ)

まとめ|素材・環境・使い方・施工が揃って、満足度の高いウッドデッキに

今回の工場見学を通して感じたのは、ヴィラウッドの美しさや耐久性は、目に見えない工程と品質管理によって支えられているということでした。

ウッドデッキは、完成した瞬間だけでなく、日々の暮らしの中で長く使われていくものです。だからこそ、安心して選べる素材と、信頼できる施工が大切だと改めて感じています。

大阪エクステリアでは、素材の特徴はもちろん、暮らし方や将来の使い方にも目を向けながら、お客様の毎日に寄り添った外構・エクステリアのご提案を心がけています。

ウッドデッキをご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。


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この記事を書いた人

本コラムは、大阪エクステリアのWeb担当が、
社内の有資格スタッフの知見をもとに構成しています。

実際の現場経験や取材内容を踏まえながら、
外構・エクステリア選びの判断材料となる情報発信を心がけています。

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