大阪エクステリア 東です。
先日10月16日に国立研究開発法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センターにて
コンクリートブロック塀耐震性能の検証実験が行われ、私たちも見学に行かせていただきました。
建築基準法適合、建築基準法不適合、建築基準法不適合に耐震補強を施したもの、
新たな構造を採用したものなど全8種類のブロック塀を試験体が用意され、
さまざま震度での加振実験が行われました。
大阪北部地震で倒壊してしまったものと同様に差し筋で継がれていたブロック塀は
大きく揺れ、バタンと倒壊してしまいました。
その他の試験体では、阪神淡路大震災時の震度を加振しても
揺れることはあったが、倒壊することはありませんでした。
こちらの実験結果からもわかる通り、既存不適格なブロック塀は耐震補強するか、
撤去し新たな塀に改修することが防災・減災につながることになるかと思います。
ご所有のブロック塀が、既存不適格なブロック塀なのか、
適合したブロック塀であっても、築年数が経っていれば、風化・劣化等により
耐久性が失われている可能性がございます。
まずは、ブロック塀診断を行い、現在の状況把握をされることをお勧めいたします。