9月17日(土)です。
何か 蒸し暑い1日です。
これも台風16号の影響でしょうか・・・
今日は、庭木や街路樹・公園でも良く見かける
クロガネモチをご紹介します。
「苦労がなく金持ち」に通じるネーミングから縁起木として知られています。
モチノキの仲間で、若い枝や葉柄が黒紫色であることや、
葉が乾くと鉄色になることからクロガネモチと名付けられました。
モチノキとの違いは、葉で言うと
これが、クロガネモチの葉です。
そして これがモチノキの葉です。
クロガネモチは葉柄が黒紫色で、モチノキは黄緑色。
また、モチノキは最大樹高が10m程度であるのに対して、
クロガネモチは20mと、より高くなります。
また モチノキは、病気や害虫に弱いとされていますが
クロガネモチは、病害虫、大気汚染に強く、耐煙性、防火性に優れています。
冬期に赤い実を付ける庭木としては最大級のもので、
花の少ない冬を彩る存在になります。
また、この実は鳥が好んで食べ、運が良ければ鳥の糞から
庭に勝手に生えることもあります。
あまり目立たちませんが初夏になると葉陰に花をつけます。
本州から沖縄まで幅広く分布し、街路樹や公園に使われる木ですね