1月12日(木)です。
寒くなりました。
この時期で和風のお庭や生垣なので
赤い花を咲かせる ツバキ
今日は、ツバキについて書いてみます。
ツバキは古くから庭木として親しまれている日本を代表する
花木のひとつです。
野生種としては本州・四国・九州・朝鮮半島南部に分布し
樹高の高くなるヤブツバキ、本州の日本海側、雪の多く
降る地帯に分布する樹高のやや低いユキツバキ
などがよく知られています。
ツバキの人気は日本だけに留まらずヨーロッパやアメリカ
でも人気の高い花木で、現在では洋種のツバキの品種改良も
積極的に行われています。
剪定は、枝がたくさん伸びてくるので、枝を切りつめる
剪定が必要です。花の終わった直後が適期です。
花は冬に咲きますが、花芽が6月から7月頃に作られるので、
この時期以降の枝を切ると、同時につぼみも切り落として
しまうことになります。
夏以降は見苦しい枝などをすこし切る程度にして、
ばっさり枝を切るような剪定はしないで下さい。
かかりやすい病害虫は、チャドクガというケムシが
6~8月の間に2度ほど発生します。
1枚の葉の裏に10匹以上が固まっている初期の頃に、
その葉っぱごと処分すると被害がほとんど発生せずに
済みます。大きくなって、植物全体に散ってしまったら、
ケムシ用の殺虫剤を散布して下さい。
抜けた毛に触れただけでも皮膚がかぶれますので駆除は慎重
にしてくださいね